留学失敗談1(語彙とその発音)

留学で失敗したことの
筆頭に挙げられることが
「単語とその発音を
覚えていけばよかった」です。

以下 書いていきます。

言っている意味が分からず英会話の訓練にならない

これは僕が実感したことですが、
留学へ行って相手が何を言ってるか
分からなかったら
英会話の訓練になりません。

ですので時間やお金を無駄にします。

僕は英単語の発音と意味を覚えてから
英語を聞き取れるようになりました。

単語の発音と意味なんていうのは
自宅で学べるわけですから、
コストの高い留学へ行く前に
終わらせておくべきだと思いました。

ちなみに変な話なんですが
「英語は話せるけど聞き取れないため
会話にならない」という人がいます。

英会話講師は
日本人にもわかりやすく話します。

しかし、現実世界では
容赦がないですから
外国人がペラペラと
知らない語彙で話してくるんですね。

そのため聞き取れないんです。

英会話ばかりして
基礎練をしないと
こういうことが起こります。

聞き取るには
英単語の発音と意味を覚え
ディクテーションすることですね。

単語を知らないと言いたいことが言えない

頭の中にあることを言いたくても
それに対応する英単語が思いつきません。

どうなるかっていうと
留学に行っておいて
あまり話せないことになります。

マンツーマンの授業であれば
最悪 辞書で言いたいことを
調べさせてもらうことができます。

しかし、留学は高いですから
この辞書を引く時間は
会話ができずもったいないのです。

しかも、辞書で単語を調べるだけでは
大して記憶することはできません。

ですので 宿泊費や講師代、
授業時間を無駄にすることになります。

単語を発音できないか悪い癖がつく

英語というのは特殊な言語で
スペルと発音が一致しません。

ですので 単語を覚えていても
発音を知らなければ発音できません。

なんとなく発音することはできますが
大抵間違います。

間違った発音を繰り返すと
そのまま悪い発音を覚えてしまいます。

ですので 単語の発音を
訓練しないで留学へ行くと
発音できなくてあまり話さないか、
間違った発音を口にすることになります。

大抵の人は後者を選びますが
日本語訛りがきつくなり
英会話講師やアジア人以外には
通じない英語を覚えてしまいます。

そして これを矯正することは
非常に手間がかかります。

上達が途中で止まる

私が留学に行って
そして話せるようになっても
途中で英会話の上達が止まりました。

これは僕の仮説なのですが
留学でののびは
語彙などの基礎力に比例します。

例えば 語彙が100の人が
英会話を習って
どこまで伸びるのか?
という疑問があります。

相手が何を言っているかも
分かりませんし
言いたいことも言えません。

スムーズに会話できませんので
会話自体を避けますし、
仲良くもなれません。

これでどうやって英会話が
上達し続けるのでしょうか。

逆に、語彙が12000の人が
英会話を始めたらどうでしょうか。

相手の話を聞くのもスムーズで、
言うのもスムーズです。

受信語彙だったものも
どんどん発信語彙に
変わっていきます。

そういった意味で
語彙などの基礎力をつけてから
英会話を始めた方が
途中からの伸びが速いと思います。

……

以上は本当に僕が実感したことです。

僕が「留学へ行く」と言うと
ある英会話講師は
「準備してから行ってくださいね」と
言われました。

しかし 当時は
「準備」がなんのことか
さっぱりわかりませんでした。

実際に準備不足で行ったところ
かなりお金や時間を無駄にしました。

これを読んだ方は
同じ失敗を繰り返さない様に
しっかり準備してから
留学へ行きましょう。

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